ブレスサーモ関連製品

ミズノのブレスサーモといえば、体から出てくる水分を吸収して発熱してくれるという「吸湿発熱」機能が思い浮かびますが、ブレスサーモ綿の配合によってその種類はさまざま。

ブレスサーモの繊維が持っている機能にもいろいろな特徴があるようです。

ブレスサーモは意外と高機能

ブレスサーモには吸湿発熱以外にもいろんな機能を持っていて、意外と高機能なんですよ。大きく分けて6種類の特徴があります。

吸湿発熱でしっかりあたたか

ブレスサーモといえばこの機能。ミズノが開発した独自の吸湿発熱素材が使われているので、人の体から発生する水分を吸収して発熱するのであたたかです。

汗を流していなくても、人の体からは不感蒸泄という気体状の汗も出ているので、ブレスサーモはこうした気体状の汗も利用して発熱してくれます。じっとしていてもあたたかさを保ってくれるのは、このためなんですね。

アンモニア消臭で嫌なにおいを抑えてくれる

ブレスサーモにはアンモニアによる臭いの発生を抑える機能があります。この機能は糸そのものにあるので、洗濯を繰り返しても失われることがありません。

発熱持続性であたたかさが長持ちしてくれる

ブレスサーモは、体から発生する水分を吸収して衣服自体が発熱しています。あたたかさを感じる程度の十分な発熱量があるうえに、持続性があるので、あたたかさが長持ちしてくれるという特長があります。

保温力があるので、熱が逃げにくい

ブレスサーモは吸湿発熱した空気を逃さずに、繊維の間に取り込んで温度を保ってくれるという特長もあります。こうしたあたたかな空気の層があることで熱が逃げにくく、高い保温性を発揮します。

汗冷え抑制力があるので、ひんやりした感じがない

ブレスサーモの特長の一つに、服の中に湿気をためこまないという性質があります。余分な湿気は外へ発散してしまうので、衣服の中はいつもサラッとしてあたたか。

汗冷えの原因は衣服内にこもる余分な湿気なわけですから、ひんやりした嫌な感じもなく衣服内を快適に保つことができます。

pHコントロール機能があるので、お肌に優しい

汗をかいたり、洗剤の影響を受けたりすることで、服の繊維はアルカリ化されやすい傾向があります。ブレスサーモは繊維を中性に保つので、お肌に優しいという特長もあります。

ブレスサーモの種類は全部で7種類

生地の厚みや配合している繊維の種類など、ブレスサーモの分け方にはいろいろありますが、ブレスサーモ綿がどれくらい配合されているかからも見ることができます。大きく分けると、ヘビーウエイト(20%くらい)、ミドルウエイト(10%くらい)、ライトウエイト(9~10%くらい)の3種類。

かなり大ざっぱですが(汗)こんな感じの配置になります。

ブレスサーモ相関図

雪山登山向けとされるウール ブレスサーモは、ブレスサーモの配合量だけで見ると意外や9%程度なんですね。ウール本来の高い吸湿力とはっ水性を生かした配合になっているようです。

一方、お部屋でリラックスするのにおすすめの「ゆるぬく」は、11%とか13%とか意外と高い配合がされていて、数字だけ見てみるとライトウエイトやミドルウエイトより多かったりするようです。

一方、上着などは高い配合率になっていて、70%くらいに配合されていたりします。

冷え性さんの中には、部屋着でも登山向けのヘビーウエイトを使用する人もいるそうですが、繊維設計や縫製方法などが想定されるスポーツの動きに対応したものになっているため、その分お値段に跳ね返ってきてしまうということもあるようで…。

選択肢が多いと迷ってしまうけど、ブレスサーモ綿の数字だけに振り回されず、自分に合ったものを選んで使いこなしていきたいですよね。

ちなみに新登場のブレスサーモ エブリ(9%くらい)は、通勤やお買い物といった日ごろ使いしやすいようにブレスサーモ綿の配合も軽めになっています。価格もお手ごろになっているのが特長みたいです。

リストマーク 2016年秋冬のミズノブランドアンバサダーは松岡修造さん。ショップサイトもアツいです(笑)

MIZUNO SHOP ミズノ公式オンラインショップ

【関連記事】
心地いいあたたかさが続く ブレスサーモダウン・リフレクションギア
> 着こなしで知っておきたい ブレスサーモの機能と種類
女子のためのブレスサーモ 新シーズン登場
ブレスサーモ、温かさの仕組み
ブレスサーモ(ソックス)の快適性を体験