うすいえんどう

婦人科の病気もあるので、月のものがくると調子が悪い管理人ですが(汗)生理がやってくる時期というのは、もともと調子が悪くなる要素が増えるみたいですね。

どんな変化があるのか、特に「むくみ」に注目して簡単にまとめてみました。

生理前後の不調は女性ホルモンの影響が大

月経は以下のようなサイクルで繰り返していきます。

→ 月経 → 排卵前 → 排卵後 → 月経 →

この生理の周期は「女性ホルモン」の働きが司っているわけですね。

この女性ホルモンには「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と「プロゲステロン」(黄体ホルモン)の2種類があります。

エストロゲンは「女性らしさを作るホルモン」とも言われ、生理が終わるころから排卵前くらいまでにより多く分泌され、以下のような働きがあります。

【エストロゲンの働き】
・肌の潤いを保つ
・女性らしい体を作る
・妊娠に備えて子宮の内膜を厚くする
・自律神経や感情の働きに関わって気持ちを明るくする
・骨や皮膚、脳の働きにも大きくかかわる
・基礎体温を下げる
・代謝を促す

プロゲステロンは「妊娠にかかわるホルモン」で、排卵後から次の生理にかけてより多く分泌され、以下のような働きがあります。

【プロゲステロンの働き】
・受精卵が子宮内膜に着床しやすいように、子宮内膜や子宮筋の働きを調節する
・乳腺を発育させる
・体内の水分量を保持する
・食欲を促す
・眠くなる、イライラする、憂うつになる
・基礎体温を上げる

このうち、排卵後から生理前までの時期に多く分泌される「プロゲステロン」の働きが、妊娠に備えて体内に栄養や水分をため込む働きをするため、生理前は体がむくみがちになります。

水分をため込んでいると体が冷えやすくなるので、いつもより冷えを感じたり、冷えの症状を強く感じたりしてしまうというわけですね。

体がむくむ傾向になるのは自然な反応と言えますが、「辛い」レベルにまでいくと、やはり対策が必要になります。

生理前のむくみ対策

「生理前のむくみ」と言っても、女性ホルモンが関わっているだけで、そのメカニズムは一般的なむくみと同じと考えていいみたいですよ。

解消法も一般的なむくみ対策と同じで、血のめぐりをよくすることがメインとなります。

管理人は鈍感なせいか(汗)むくみはあまり感じたことがないのですが、痛みがひどくなるということは体が冷えているということなので、むくみのメカニズムが影響しているのかもしれませんよね。

入浴で体をあたためる

冷え性対策のにゅうよくなので、 もちろんぬるめ(38~40度)くらいのお風呂ですが、血流をよくしてくれる炭酸ガス入りの入浴剤はより体があたたまっていいみたいですね。

そういえば、ここんとこ入浴剤を入れずにお風呂に入ってるなー。

長時間同じ姿勢をとり続けないようにする

無理です。←おい

いえいえ、座りっぱなしがいけないんですよね、よくわかっています。でも、うっかりしてると時間がたっているんです(汗)

とはいえ、特に足の筋肉には血液を上半身に戻す役割があるので、これを動かさないでいると血めぐりにも悪いみたい。

ストレッチもいいみたいだけど、1時間に1回くらいは歩くのがいいようです。

あれですね… いざとなったらセシールで購入した踏み台を使って、足踏み運動ですね(汗)

水分を取り込みすぎる食事の仕方に気を付ける

例えばアルコール。適度な量であれば、余分な水分は利尿作用で尿として出ていってしまいますが、アルコールを分解するときに水分を必要とします。

アルコールが多いと、その処理に使う水分もたくさん必要になるので、体内の水分が奪われてしまいます。この働きで血液濃度が高くなってしまうので(高張性脱水)、正常な状態に保つために体は血管内に水分を補おうと働きます。

酔いが深くなるとこうした体内の水分調節がうまくいかなくなって、余分に水分が増えて溜まってしまうため、むくみが発生してしまうみたいですよ。

管理人はあまりアルコールをとらないので、この点は大丈夫かな。

それから、塩分の摂取も注意する必要があるようです。

体の中にある塩分は、カリウムの働きで尿や汗となって排出されていますが、塩分をとり過ぎるとその働きが追い付かず、体内に塩分が残ってしまいます。

塩分の濃度バランスを崩して濃い状態(高張性脱水)になると、体は水分をためて濃度を下げようと働くのでむくんでしまうわけですね。

これは… えーっと、辛いものに気をつけようと思います。

でも、豆ご飯は塩を入れたほうがおいしいですよね(汗)