コットン

オーガニックコットン広め隊」というちょっと変わった活動をしているベルメゾンネットから、綿混素材のあったかインナーが登場しました。

綿糸は繊維の中心部が空洞(中空)なので熱伝導率が低く、あたたかな素材なんですよ。

ホットコット自体はオーガニックコットンではありませんが、こういった活動に力を入れているベルメゾンネットだからこそ、ちょっと注目の新製品です。

ベルメゾンネットでお話を伺う機会があったので、2回にわたってまとめてみました。

化学繊維 vs ホットコット

ホットコット
やわらかな手触りは、やはり綿

発熱インナーといえば、化学繊維が主流です。でも、エアコンのきいた職場だと、汗をかいて蒸れたりしがち。生地に放湿機能があったり、通気性のあるものならまだいいのですが、それがないとけっこう着心地が悪くなってしまいます。

汗をかいたままにしておくと、今度は汗冷えしてしまうので途中で脱いでしまったり、でも寒いから帰るときはもう一度着直したり…。

そのほかにも、肌の弱い人の中には「化学繊維のあったかインナーはどうも刺激があって嫌」という方もいるようです。

ホットコット
意外に薄手! でも重ね着によさそうです

ホットコットは綿45%、アクリル30%、レーヨン20%、ポリウレタン5%の綿混素材。暖房で汗をかいても適度に吸収してくれるので、わきの下でもサラッと感があります。

蒸れにくさの秘密は、ブレンドされているレーヨンの働き。余分な湿気は外に放出してくれるので汗蒸れしにくくなっています。

化学繊維100%のものと違って、チクチクした嫌な刺激がないのもうれしいポイントです。

あたたかさの実証 比較検証

ホットコットの温度の上昇率

肌触りの優しいhotcottは綿混素材なので、化学繊維のようなヒヤッと感がないのが特徴です。もちろん、いいのは手触りだけではありません。吸湿発熱機能もあるので、あたたかさもキープしてくれるのです。

財団法人 日本紡績検査協会調べによると、ホットコットの温度の上昇率は化学繊維のものよりあたたかく、いちばん大きな差が出た着用4分後の温度差は1.7度もあったそうですよ。

その後もあたたかさをキープしている様子がグラフからも見て取ることができます。

種類も豊富で、レディス向けの他にマタニティー向け、メンズ向け、キッズ向けとそろっているので、家族みんなでまとめ買いするのもおすすめです。

リストマーク 2016年秋冬のホットコットは綿95%にアップ!さらにお肌に優しくリニューアル

ベルメゾンネット

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