関金温泉雪景色 / e_s_jp
関金温泉雪景色 / e_s_jp

昨年末から正月にかけて、今年の冬は大雪に見舞われ、交通機関が大混乱しました。その後も各地で記録的な積雪のニュースが続いています。

ちょっと気になったので気象庁のサイトを覗いたところ、ラニーニャ現象に関する情報が掲載されていました。昨年夏に発生したこの現象、この冬じゅう続く見通しなのだそうです。

日本ではまだ影響は出ていませんが、世界の天候を見てみると、インド西部に低温をもたらし、オーストラリア東部では異常多雨を記録しています。

例年では日本にも低温をもたらす気象現象なので、断続的な寒さにはまだまだ警戒が必要なようです。

冷え性さんにとってはただでさえ辛いこの季節なのに、なんとも嫌なニュースです。本格的な寒さに対して何かいい防寒具はないものでしょうか?

おすすめの防寒ポイントは首周り

外出時、特にガードしたい部分が首周りです。

冷え性に悩む方はすでにご存じかもしれませんが、首の保温はとても大切。頭は大量の血液を必要とするために、首には太い血管があるためです。

ここが冷たい外気にさらされていると、大量の血液が常に冷やされることになるので、体全体が冷えやすくなってしまうのです。

さらにはこの時期、気になるインフルエンザ対策でも首の保温は重要になります。

気管支には表面に粘液を持った絨毛が生えていて、入ってきた異物をくっつけて口のほうへ押し上げる働きをしています。これを絨毛運動というのですが、こうした機能が正常に働いていると、インフルエンザや細菌は増殖する前に外へ排除されてしまいます。

でも、乾燥した冷たい空気にさらされていると、絨毛運動が鈍ってしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。

【追記】11/01/17
12月中は影響が見られないとされていたラニーニャ現象ですが、最新ニュースによると年末年始から断続的にみまわれた大雪と寒波はやはりラニーニャの影響があるようです。

終息を迎えると見られている3月ごろまでは、寒さに対して注意が必要です。