発熱素材のようなパワーはないけれど、自然なあたたかさを作りだしてくれる防寒アイテムとしてダウンジャケットがあります。

ダウンがあたたかいのは、呼吸をしているからなのですが、ニッセンのダウンジャケットは、そんなダウンの特性を低コストで最大限に引き出したアウターでした。

軽量ポケッタブルダウン

ダウンのあたたかさは、ふんわりが決め手

「ダウンがあたたかいのは、呼吸をしているから」

これはダウンが気温によって形を変え、空気をコントロールするところからきています。

寒いとダウンは膨らんで、たくさんの空気を抱え込んであたたかさを保ってくれます。反対に温度が高くなってくるとダウンは閉じて通気性がよくなるので、ムレなどを感じにくいと言われています。

なので、同じ量の羽毛でも、大きく膨らむ羽毛ほど保温性が高いというわけ。

ダウン80%と90%比較

ニッセンの「薄軽ポケッタブルダウンジャケット」は高品質のホワイトダウンを90%という高い混率で使用しているので、薄手でもかさ高がたっぷりあります。

これは「防寒性」があるのはもちろん、軽くて復元率が高いという特長も備えています。

上質ダウンにこだわって、あえて薄手で決めるというのは、冷え性さんとしてはちょっと目からウロコの発想です。

かさ高があって、ふんわりだからできること コンパクト化

で、ジャケットの名前の「ポケッタブル」というのがこれ。背中にあるポケットがこのジャケットの大きな特長です。

背中の内ポケット

何に使うのかというと、小さく畳んでコンパクトにできちゃうんですよ。びっくり。
かさ高がしっかりあって、復元率が高いからこそできる技ですね。

ポケットに入れてコンパクト化

温度が高くなってくると通気性がよくなるとはいえ、ダウンは水分が苦手です。湿度が高くなり過ぎると湿気でダウンの毛が互いにくっつきあってしまい、本来の保温力を発揮することができなくなってしまいます。

汗をかいていなくても、人の体からは常に気体状の汗をかいているので、「暑いな」と思ったら脱いでしまうのがいちばんです。

このジャケットは軽いので普段は手に持っていてもそれほど邪魔にはならないと思うのですが、こんなふうに畳んでしまえるから旅先などでは重宝しそうですよ。

かさ高があって、ふんわりだからできること 小顔効果

衿部分

最初の写真には入ってませんでしたけど、実はこのジャケット、衿の部分はタックが入ってこんなにボリュームがあります。このボリュームが首の周りにちょっとした空気の層を作ってくれるのでマフラーがなくてもあたたかなんですよ。

デザインとしては、この衿が小顔見せの効果も期待できるんだとか。確かにかわいいですね♪

前部分

ちなみに男性スタッフさんが着用しているのは「コンパクトダウンジャケット(巾着付)」です。こちらはクルクル丸めて、付属の巾着に収納することができます。

バックスタイルは、それぞれこんな感じ。

後ろ部分

男性は腰丈で、すとんと切れたようなデザインですけど、女性の方はやや長めになっているのがわかります?

腰丈デザインはどうしても腰まわりが寒いことがあるんですが、このジャケットは少し長くなっていて、冷え性さんにはちょっとうれしいデザインになっているようです。

それから、おまけとしてスタッフの方にこの衿を生かした着こなしも教えてもらいましたよ。
こんなふうに、スヌードと組み合わせてしまうのです。おおお、かわいい~♪

着こなし例

これって薄手ですっきりしたシルエットならではですよね。

さすがベストクオリティセレクション。長く愛されているアイテムなだけあります。着こなしにもけっこう幅ができそうです。

ショップサイト⇒ニッセン