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湯たんぽの欠点の一つに、「冷めること」があります。お湯を使ったものだと、どうしても時間がたつと冷めていくし、湯たんぽの材質や大きさによっては冷めやすいものもあります。
「なんとか冷めない湯たんぽってないのかなー」という声にこたえたのかどうかはわかりませんが(汗)「冷えとり日和365」から蓄熱充電式の湯たんぽが登場しています。
「からだ想い料理教室」でも展示されていたので、じっくり見てきました。
「充電式」はともかく、「蓄熱」って何?
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ぽかぽか湯たんぽには液体が入っていて、触ってみるとポヨポヨと振動しています。
ポヨポヨしてるのは、中に蓄熱剤(弱塩化ナトリウム水溶液)が入っているため。「弱塩化ナトリウム」というのは、簡単に言うと、「塩」が溶けた水のことですね。
太陽電池でも、発生した熱エネルギーを硝酸ナトリウムや硝酸カリウムなどを混ぜた溶融塩に蓄熱しながらエネルギー変換するという技術がありますが、あれと原理は同じですよね。
「塩」を溶かした液体はあたたまると冷めにくいので、発生した熱をためることができます。
ぽかぽか湯たんぽの場合、ためた熱を湯たんぽとして、からだをあたためるために使っちゃおうというわけです。
液体が入っていることもあって、重さは約1.6kgと砂糖袋1個半ほどの重さがありますが、普通の湯たんぽのようにお湯を入れ替える必要がないので取り扱いは楽ちんですよ。
大きさは幅約22、奥行約27、高さ約4.5cmと膝の上に置くのにちょうどいいサイズ。湯たんぽとしては少し小さめですが、お布団をあたためるのにも十分なあたたかさがあるようです。
充電が完了すればコードレスに
充電は約20分ほどで完了するので、お風呂に入っている間に充電しておけば、上がるころには利用できるようになっています。
充電ができればコードレスで持ち運びが自由。1回の充電で、布団の中なら「強」モードで約6時間、ひざ上で使うなら約3~4時間が目安です。
2~3前の蓄熱式のものは3時間程度だったと思うので、6時間あたたかいというのはけっこうもちますよね。これだけあたたかさを保って、1回の電気代は約2.4円。ちょっとうれしいコストパフォーマンスです。
ただ、カバーは少しチクチクします
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湯たんぽカバーがついていて、カバーデザインは一般公募と人気投票で最優秀賞に選ばれたデザイン。猫が2匹柄ががれていてかわいいです。
会場でも「すでに使ってる」という人がいらして感想を教えてもらったのですが、カバーがちょっぴり残念なところは、触ると少しチクチクするという点。
カバーの材質はウール混ということなので、ウールによくあるチクチク感みたいです。
こればかりは繊維の状態にもよるし、人によっても感じ方が違ってくるものなので、どの程度チクチクするのかは実際に触ってみないとわからないところがあるのですが。
使い方によっても使用感は変わりそうですよね。
布団のあたためで身体から離して使うとか、膝の上に載せて使うとか、足元をあたためるのに使うといった場合は、それほどチクチク感は気にならないかもしれません。
カバーのチクチクを教えてくれた方は、量販店で同じくらいのサイズのカバーを見つけたので、それを使っているそうです。
「頬ずりしたくなるような気持ちいいカバーにしてください!」とリクエストしていたので、もしかすると来季は改良されたカバーが登場するかもしれませんよ。
触り心地がいいといえば、今季はとろけるシリーズの日用品が多数登場してますよね。耐熱温度に問題がなければ、湯たんぽにもとろけるカバーが登場するといいんだけどな。
(参考)外出するときの寒さ対策に手放せないとろけるネックウォーマー
最高の組み合わせだと思うんだけど、最高過ぎてダメ人間アイテムになってしまうでしょうか…(汗)