ベルメゾン(千趣会)のマンスリークラブに新しく登場した「冷えとり日和365」では、9月にカタログが創刊されて本格始動に入ります。
それを記念して冷えとりの第一人者である川嶋朗先生の「夏の冷えとり講座」がグランフロント大阪(北韓タワーC8階)で開催されました。
この記事では、運動に関してまとめてみます。
冷え対策におすすめの運動は細く長く
細く長く──といっても、要は長く続けることができる適度な運動がおすすめということなのですが(汗)専門的に言うと、最大心拍数の60~90%の範囲の運動ということになります。
でも、この最大心拍数は個人差もあり、計測するのも簡単ではないようです。脈拍をとりながら運動するなんて大変だし続かないということで、冷えとり的温活(血めぐりケア)としては、「少々きついと感じる運動」という目安が紹介されていました。
少しアバウトですが、日常できる範囲で、生活の一場面に負荷を加えるスタイルが長く続くポイントとなるみたいですよ。
講座では、「誰でもできる川嶋式運動」が紹介されていました。
・炊事や洗濯はつま先立ちで
・外出は大股で早歩き
・駅、オフィス、買い物では階段を使用する
・電車などで座らない
・携帯電話は手が届きにくい所に置く
・食事は最低30回かむ
・入浴中は浴槽の壁に手足をつっぱって10数える
・間違って座ってしまったときは、かかとと膝をくっつけて、膝に力を入れる(ゆっくり10秒)
膝をつけて力を入れる運動は、内転筋(内もも)のトレーニングになるそうで、ここに力を入れて頑張ることで、女性らしい上品な姿勢にもなれるという一石二鳥の運動だったりします。
効率のいい運動は、足を中心とした下半身の運動
こうしてみると、下半身の運動が多いことがわかります。数えてみると、川嶋式運動の9個中7個が足を中心とした下半身の運動なんですよ。
それもそのはず、筋肉はカロリーを消費する臓器で、筋肉の量が多ければ多いほど消費するカロリーも大きくなるのです。
解剖学的に見ても、全身の筋肉の約7割が足の筋肉と言われているので、下半身の運動はとても効率のいい冷え対策になるんですね。
特に足の筋肉は第二の心臓とも呼ばれ、下半身の血液を上半身に送り返す働きがあり、全身の血液循環にも大きな役割を果たしています。
洗濯物を1枚干すたびにしゃがむのはかなり大変そうですが(汗)冷え対策のポイントをきちっと押さえたエクササイズなんですね。
でも、これはまだまだ発展系の運動のようで、講座でも川嶋先生が言われていたのですが、思いついた運動があれば、この一覧に加えてくれるそうですよ。
確かに、「川嶋式冷え対策9」というのは少し中途半端な感じ。キリよく「10」といきたいところです。
主婦の知恵、女性の知恵で何か思いついた人がいたら、川嶋先生に御一報を(笑)
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