冷えとり日和365 スライド

「冷え」ってなんでしょう?
改めてまとめると…。

手足や腰などがいつも冷たく感じる症状、あるいは体質

となります。でも、主観的に冷えを感じている人や、客観的に見てもわかるほど平熱が低かったり、下半身の血流が滞っていたりする場合もあります。

いろんな冷えた状態がある分、温め方も千差万別。
でも、ポイントは「冷やさないこと」にあります。

ベルメゾンのマンスリークラブに新しく誕生した「冷えとり日和365」主催の「夏の冷えとり講座」では、そんな冷やさないためのポイントを押さえた提案が、いくつか紹介されていました。

どれも日常の生活で実践できることばかりなので、今からすぐに試すことができそうです。この記事では、食事に関して簡単にまとめてみます。

食事で気を付けたい冷やさないポイント

体を冷やさないためには、冷たい物を控えるのはもちろん、食事の中に積極的に温め食材を取り入れるのがおすすめとなるようです。

体を温めてくれる食材の大まかな見分け方には、以下の6項目が紹介されていました。

・寒い地方でとれたもの
・寒い季節が旬のもの
・色が濃いもの、暖色系のもの
・味が濃く、塩分が多いもの
・地下にできるもの
・水分が少なくて硬いもの

とはいえ、いろいろ細かな判断基準があるようで、上記の特徴はあくまでも目安になるようです(汗)

気になる人は、川嶋先生の著作や監修本には、食材やレシピに関するものが多数あるので参考になりますよ。ネットで検索すると、講座で紹介されていたもの以外にもたくさんありました。


まいにち「生姜」健康法 (洋泉社MOOK)


しょうがでカラダ温めレシピ (別冊すてきな奥さん)


体を温めるしょうがレシピ 決定版―ぽっかぽか


新今日から使えるシリーズ 毎日冷えとりレシピ (今日から使えるシリーズ(実用))


冷えとりスープマグ&レシピ56 (角川SSCムック)


体を温めて免疫力アップ おかずになるスープ 毎日が発見ブックス (角川SSCムック 毎日が発見ブックス)


病気にならないカラダ温めごはん


燃えカレー ― 代謝を上げる!家庭でできる薬膳レシピ

生姜は、いちばん手軽で万国共通に使える食材として選ばれたようですが、それだけに多くの人に受け入れられて、生姜ブームになったのは記憶に新しいですよね。

ちなみにカレー本は、「使われている食材が高すぎてあんまり売れなかったみたいです」なんて言われていましたが、Amazonの評価を見ると、平均で星4つ半という高評価がついています。買った人には満足度の高い本であるようです。

温活レシピとしては、「冷えとり日和365icon」のサイトにもパン・ウェイ先生の温活レシピが月一で紹介されているので、こちらも要チェックですよ。

意外!? よくかむことは冷え対策でも重要ポイント

「夏の冷えとり講座」で提案されていた、食から体を温めるもう1つのポイントは、「よくかむこと」です。

ダイエットでは、よくかむことで、ヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が得られるのでいいなんて話がありますが、エネルギーの代謝にもこのヒスタミンが関わっているそうです。

よくかむことで活性化した脳のヒスタミン神経系が、交感神経を経由して、内臓脂肪を燃焼させてくれるのです。

エネルギーが生み出されるわけだから、運動に直接使われない分は熱となり、体温の維持に役立つというわけですね。

とはいえ、単に「よくかむ」といっても、そう簡単なことではないようで(汗)

講座では、人類史上をとおして、かむ回数の比較が紹介されていたのですが、縄文時代の人は4,000回以上、戦前でも1,500回程度はかんでいたようです。

それに比べ、現代人は600回程度。

…まあ、縄文時代の人はドングリやクルミ、トチの実なんかが主な食材だったようですから、それくらいかまないとご飯が食べれなかったのかもしれませんが。

ともあれ、現代人のかむ回数はかなり少なくなっているようで、かなり意識してかまないと、「よくかむ」とは言えないようです。

目安としては、ダイエットでもよく言われるように、ひと口30回以上以上が目安となります。

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