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ベルメゾンの「冷えとり日和365」で開催されたイベント「からだ想い料理教室」で教わった、五臓を元気にする、五味五色を取り入れた薬膳流温活弁当の続きです。
この記事では、白・黒のメニューをご紹介します。
あと、これだけの料理を、お弁当としてパパッと仕上げるときに活躍してくれる、「作り置き便利だし」と「作り置きタレ」について、簡単にまとめてみました。
豚薄切り肉のエノキねぎ巻き
五味:辛味
★肺をいたわる食べ物
みんな大好き、お肉メニューです♪
食材としては、牛肉は「赤」の食材だけど、豚肉は「白」の食材になるそうですよ。この分類も慣れないと少し難しいですよね(汗)
エノキ、ねぎ、豚肉を適当な大きさに切って、クルクル巻くという手順がちょっぴり面倒ですが、すでに合わせてある調味液を使うので、後はササッとできてしまう簡単メニューです。
仕上げに蒸ししょうがの入った「香川本鷹」唐辛子パウダーをササッと振って、炒り白ゴマを適量ふれば完成。
ちなみに香川本鷹というのは、今や希少になった在来種の唐辛子。長さが7~8cmもある大きなもので、上品な香りと強い辛味が特長です。
王様と称される品種ですが、生産量が少ない貴重な唐辛子なんですよ。
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楊枝で留めるのが手間と言えば手間ですが、これをしておくとフライ返しでザザッと焼いてひっくり返すことができるので、かえって手間なく調理することができるらしいですよ。
エノキといえば、歯が悪いsumi父は「歯の間にはさがる」とか言って嫌われちゃうのですが、確かにこうして豚肉でクルクル巻いておけば、食べやすいかも。
今度ちょっと試してみよう…。
ひじきとホタテ貝柱のゴマ煮
五味:鹹(かん)
★腎をいたわる食べ物
黒はお弁当の中でも引き締まる色味なので、うまく活用するのがおすすめと紹介されていた黒いメニューの一つです。
中医学の場合、小さな子どもにとって、「黒」の食材は成長や生育を担当する大切な食材になるそうですが、大人の場合も「老化」を担当する重要な食材なので、年齢に合わせたエイジングケアとして活用していくのがいいそうですよ。
これは食べねば!!!!!(笑)
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「ひじきの匂いが苦手」という人はけっこういると思いますが(今回、缶詰使うしね)、ゴマ油でしっかり炒めると、海藻独特の嫌な匂いは飛んでしまうそうです。
しかもホタテ貝柱の水煮缶を使うので、すごくおいしいんですよ。
貝柱の缶詰めは料理をワンランクアップしてくれるので、お買い得になっているときやポイントが多くつくときにまとめ買いをしておくのがおすすめなんだとか。
白菜のクリーム煮やしゅうまいの具に入れると、味わいが全然違うそうです。
時短技・作り置きのだし汁・調味液の活用のすすめ
と、こんなふうにかなり本格的なお料理に見えるのに、ジップロックの活用の他に、作り置きの便利だし汁、作り置きタレを使うので、料理の手順もかなり簡単。
日ごろの食卓でも、忙しい朝や、帰りが遅くなりそうな夜でもササッと対応できそうなお弁当技をいろいろ教わることができました。
作り置きのだし汁や調味液って、たまに普通の料理番組でも見かけますけど、ほんとに時短になるんですね。
忙しい人ほど活用するのがおすすめですよ。
作り置き便利だし汁
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水の他は、昆布と干しシイタケとだしパックを使うだけ。火にかけたりせず、そのまま入れて置いておくだけなので、無茶苦茶簡単です。
その代わり、日持ちする目安は2~3日くらい。
でも、意外と持ちますよね。
これは多分、だし汁を作るときに手や道具を入れずに作ることができるからじゃないでしょうか?
というのも、おすすめの容器は「麦茶ポット」なのです。
ドアポケットに入れて出し入れしやすいのと、洗いやすいという点でおすすめということなのですが、あとは材料をポイポイと入れるだけなので、手や道具でかき回したりしないんですよね。
匙などに汚れが残っていたりすると、混ぜる時に傷むリスクが高くなってしまうから、この点は楽ちんなのとともに、安心なポイントだったりするのかもしれません。
作り置きタレ
この点は、調味液も同じで、使うときも匙を入れたりせずに、ピューッと出てきます。
この容器、100均であるのかな? ちょっと探さねば(笑)
肉類に使うタレは、「酒、みりん、しょうゆ、はちみつ」の4種類。野菜類に使うタレは、「酒、しょうゆ、みりん」の3種類とシンプルです。
そういえば、このタレ、どれくらいもつって言ってたっけ。参加者の誰かが質問されてたんですけど。
えーっと、けっこうもつって聞いた気がします(汗)←おい
薬膳流は、日ごろの食生活から
ここまで五臓に合わせて食材の選び方を勉強してきましたが、こんなふうにからだのために選ぶ食材もあれば、反対にからだの悪いところに対応した「NG食材」というものもあるそうですよ。
冷えと少し違う話になってくるからか、詳しくは聞きませんでしたけど。
ともあれ、薬は病気になったときに使いますが、薬膳は「いろいろなものが食べられるうちに、からだの調子を整えていくようにする」のがおすすめなのだそうです。
確かにそれは言えてますよね。選択肢が限られてしまうより、幅広く選べるほうがいいに決まってますもん。
sumi家も今回教わった薬膳流の考え方を取り入れて、これからの季節、寒さに負けずしっかり乗り切っていこうと思います。
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