夏の冷えとり講座 スライド

ベルメゾン(千趣会)のマンスリークラブに新しく登場した「冷えとり日和365」で開催された、夏の冷えとり講座に行ってきました。

これまでも、食事、運動、入浴に関して簡単に記事にまとめているので、是非参考にしてくださいね。

この記事では、睡眠についてまとめていきます。

冷えてると眠れない! 睡眠と冷えの気になる関係

体が冷えていることで、大きな影響が出てくるものに「睡眠不足」があります。

冷えで悩む人の中にも、手足の冷えを感じることでなかなか寝付けないという人も多いのではないでしょうか?

健康な人の場合、就寝前は手足を中心に身体の表面から熱が発散されています。このため体温が下がり、自然に眠くなってくるのです。

冷えていると手足に熱が運ばれにくいため、通常の体温の調整がうまくいかなくなってしまいます。

さらに、自律神経のバランスが崩れていると、血管が収縮していることで血めぐりが悪くなるので、やはり体温調整がうまくいかないということになります。

こうしたことからも、身体が冷えた状態は睡眠にもよくないということが言えます。

夕食後はゆったり… が冷え性さんにはおすすめ

睡眠は頭と体を休める他に、身体を修復する働きがあります。その重要な主役となるのが「成長ホルモン」です。

成長ホルモンというと、子どもの骨の成長に欠かせないものとして有名ですが、大人になっても分泌されていて、血糖値を上昇させたり、体脂肪を分解してエネルギーの代謝を上げたりします(基礎代謝)。

そして、身体の組織の修復をしてくれたりする働きがあります(新陳代謝)。

また、この他に、免疫物質を生成するのにも深くかかわっているので、人の身体にとってとても大切な役割を担っています。

この成長ホルモンが分泌されるのが睡眠時です。

時間の関係か講座では「ホルモンの分泌のためにも昼夜逆転はよくない」という程度だったのですが、成長ホルモンが分泌されるポイントとしては以下の点があるようです。

・血糖値が高いと成長ホルモンの分泌は抑制されてしまう
・睡眠時の前半に出現するノンレム睡眠時に多く分泌される

寝付いてから、ノンレム睡眠に入る1~2時間後に血糖値がほどよく下がっている状態がベストとなるみたいです。

なので…。

夕食後から睡眠までの時間は3時間程度あいていて、食後に甘い物をとることは禁止。身体がお目覚めモードになってしまうテレビ・パソコン・スマホも禁止。就寝前にぬるめのお湯でゆっくり体をあたためて、温まったらすぐに寝る! というのが冷え性さんにおすすめのライフスタイルということになります。

…けっこう厳しい?(汗)

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